6・23総決起集会
私たち労働者から搾取した罪でヘイトスピーチを行ってきた「差別主義者」を活用し、業界の歴史を汚す広域協組「四人組」
●憲法で保障された権利を侵害●
大阪広域生コンクリート協同組合(広域協組)は、労働組合のバックアップによって生コン価格の値戻し・値上げに成功し、再建基調になったにもかかわらず、「利益を独り占めしたい」との欲求をあらわにし、卑劣な労働組合攻撃を仕掛けてきた。
広域協組「四人組」は、中小企業等協同組合の相互扶助の精神に反し、意に沿わない企業には本来の出荷割り付けを行わないなどの独裁的・恫喝的で不平等な運営を行っている。
また、憲法で保障された労働組合の権利を侵害して、不当労働行為を繰り返している。広域協組内に「対策本部」を立ち上げ、関生支部への敵意をあらわにして10億円もの予算を確立。関生支部の労使関係各企業に不当労働行為を行わせ、「在特会」など差別・排外主義者集団と一体となって、関生支部が長年の運動で築いてきた労使の枠組みや集団交渉つぶし、労使関係つぶしに奔走している。
最近では、長年安定的な労使関係を構築してきた企業ですら態度を豹変させ、広域協組の間違った方針に従っている。これが失敗を繰り返してきた中小企業経営者の考え方である。目先の利益しか見えず、すきあらば他人の力を利用して労使関係をなくしていこうという考え方だ。
このことから私たちは先日の中央委員会でも今までの労使関係を守り、原則的に闘う方針を全会一致で確認した。
●攻撃に便乗する各経営者を糾弾●
先人や私たちが血と汗のにじむような闘いで勝ち取ってきた年間休日や週休二日制などの諸条件、生コン運転手の安全対策や高水準の賃金制度などの権利を奪うのが広域協組「四人組」の目的だ。私たちは中小企業の経営者たちがこれに便乗することを断固として認めない。
関生支部全組合員は、自らの職場で経営者がどのように考え、どのように今後の将来の労使問題、業界問題を考えているのか追及するとともに、「6項目提言」の実行を求め、協組運営が健全化されるまで闘う。
【 くさり6月号より 】